タンニン鞣し革について



🐂革の鞣し方には、タンニン鞣しとクロム鞣がありタンニン鞣しは写真のようなドラム式とピット槽という製法があります。

 タンニン鞣し製法は、植物のタンニンを使って革を鞣します。クロム鞣しは薬品使って革を鞣します。


 《ドラム式の場合》

  ①原皮(革製品の原料)は腐敗を防ぐため、塩漬けにしてあります。

  ②次に石灰乳に浸透させ毛を脱毛します。

  ③毛が分離できたら、ドラムで革を洗って染色、乾燥等という手順で革が出来上がります。


 《ピット槽式の場合》

  ①、②は同じ工程になります。

  ③ピット槽というプール状の所に1〜2ヶ月革を漬け込み、乾燥等の手順で革が出来上がります。


  タンニン鞣し革ができるまでに約2ヶ月以上かかります。

  

 🐂余談ですが、良い革の方が色落ちがするそうです。


    🐂写真は、姫路市竜野のタンナーさん見学ツアーより

    (タンナーさんとは、皮革製造に従事する仕事で「皮から革を作る」ということです。)



革ができるまで(ドラム式)

革ができるまで(ピット槽)


Mifuku Leather Worksでは、お客様にどんな革が使われているか、

わかりやすくする為に

「どなたにでも1枚から販売している親切丁寧な革問屋」のミヤツグ社で仕入しています。

 

せっかく、自分で作るのに、革を知らないで作ると

後で後悔し、とても残念でなりません。

 

イタリアンレザーや国産牛革など、表示されていますが

詳しい所がわからないのが現状です。

 

Mifuku Leather Worksはそんなことの無いように

信頼のおけるミヤツグ社と業務提携しお客様に、丁寧な説明ができるよう務めております。

 

選んで頂いた革が作品として生まれ変わり、歴史を刻んでいく中で豊かな風景と

人々の思いが合わさり経年良化します。

あなただけの素晴らしい作品になっていく事でしょう。

 

革について、ご質問などございましたら

お遠慮なく、お問い合わせください。

 

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